映画である、美術でもある、新たな世界への挑戦。

和田昌宏の新たな野望の幕開け、初監督第1作目『Songs For My Son』

Intro

小さな山間の町で在宅ヘルパーとして働く安藤公平。
もともと地元の裕福な農家の次男として生まれ、今まで何不自由なく悪い予感も一切なく暮らしてきた。
最近はバツイチ子持ちの彼女、信子とも同棲生活がはじまり、来年には彼女と結婚を考える様になっている。
そんなある時、信子から最近不審者につけられていると相談をされる。
公平は同級生である町の巡査・熊井に相談するが、その後も不審者の気配はなくならない。
そんな中、公平の兄・慎太郎が経営する農場から一人の外国人研修生が脱走する事件が発生し、この事件をきっかけに公平を取り巻く日常は内側からも外側からも徐々に変化していく。
主人公が暮らす現実的な世界と、主人公の口の中に住む言葉の象徴として「セイタイさん」が存在する世界。この2つの構造を軸に物語は進んでいきます。

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監督:和田昌宏

和田昌宏:Wada Masahiro

近年ますます注目を集め、美術作家として精力的に活動する和田昌宏。
和田は、自身が置かれている身の回りの生活環境や他者、展示場所の風土・風景・状況などに反応しながら、サイトスペシフィックな彫刻やインスタレーション、映像を制作している。最近ではインスタレーションやパフォーマンスを留める形での、映像作品の制作が中心になってきている。彫刻をキャリアの出発とする和田にとって、時間を切ったり貼ったりする映像編集という過程は、素材の塊から像を掘り出していくような、時間を彫刻する事の様だと語る。そんな美術に軸足を持ち「映像作品」を作ってきた和田が、今回はじめての「映画」を作る。

1977年:東京都生まれ・東京都在住。
2004年:ロンドン大学ゴールドスミスカレッジファインアート卒業。

主な個展

  • 「Rμv-1/2gμvR=(8πG/c^4)Tμv」LOKO GALLERY、2016
  • 「どしゃぶりの虹(YAMAMBA)」Art center Ongoing、2016
  • 主なグループ展

  • 「UENOYES」国立科学博物館、2019
  • 「Asian Art Award 2018」Terada Art Complex、2018
  • 「奥能登国際芸術祭2017」奥能登口伝資料館、2017
  • 「国東半島芸術祭 『希望の原理』」旧香々地町役場、2014
  • 「横浜トリエンナーレ2014」横浜美術館、2014
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